Memo.18 (Indie Rock Scene)
KiliKiliVillaやI HATE SMOKE TAPESといったレーベル、HOLIDAY! RECORDSなどのディストロによって国内インディロックシーンが活気づいています。特にここ最近ではパンクやエモを経由したバンドが中心となっていますね。メディアに見つかったバンドも多いですが、まとめという意味で何組かピックアップ。
■SUMMERMAN
KiliKiliVilla所属、吉祥寺の5人組。インディロック×青春パンクとでもいうような、片言英語で叫ばれる甘酸っぱいメロディと暇を持て余したモラトリアム感がなんとも言えないです。個人的に今一番ライブを観たいバンド。最高。
■Sleepless
東京の4人組。東京インディ・エモの大本命。SUMMERMANの甘酸っぱいメロディをbachoに影響を受けた日本語詩でぶち込んだようなそりゃ良いに決まってるやろサウンド。まだデモのリリースのみなので早く全国流通のリリース決まってほしいですね。
(OfficialHP、Twitter、Bandcamp、YouTube)
■NOT WONK
こちらもKiliKiliVilla所属、苫小牧の3人組。北海道シーンの注目アクトとしてもピックアップした彼ら。USインディとメロディックとエモを吸収して荒っぽく吐き出したような高水準のサウンドが素晴らしいです。先日発表された「This Ordinary」ではシーンの次を感じさせるようなアプローチで今年も注目の存在であることは間違いなし。
■THE FULL TEENZ
SECOND ROYAL RECORDS所属、京都の3人組。京都シーンの注目アクトとしてもピックアップしていました。インディポップにメロディックパンクを混ぜたようなサウンド、そして甘酸っぱい日本語詩がたまらないですね。自主レーベルの生き埋めレコーズやI HATE SMOKE TAPESでのリリースを経て、今年初のアルバムをセカロイからリリース予定とこのタイミングでブレイクするかも?
■falls
Waterslide Records所属、吉祥寺の3人組。元PASTAFASTAのsho yamamotoが中心人物で…という説明がまったく無意味なほど音楽性がかけ離れたバンドですね…。インディロックとエモリバイバルの中間のようなサウンド最高です。先述したSUMMERMANともスプリット「Little League Vol.1」をリリースしています。
■Someday's Gone
Niw! Records所属、宇都宮の4人組。INKとtactの元メンバーという前歴があるものの、2015年結成で初ライブが8月にも関わらず異例のスピードで注目を集めています。インディロックぽさを感じさせつつも、音楽としてのベースは00年代エモなグッドメロディなので他の同世代バンドとは異なる質感がありますね。今年のRECORD STORE DAYにてNiw! Recordsから全国デビュー。