Memo.47 (THA BLUE HERB×Rhymester)

今年もSUNSET LIVEに行ってきました。台風直撃と言われつつも奇跡的に天気が持って快適に過ごせましたし、何よりPalm StageのTHA BLUE HERBRhymesterという流れがヒップホップ好きにはグッと来る or 冷や冷やする流れで期待してたんですが、MUMMY-DILL-BOSSTINOが20年ぶりに邂逅し、ボスがライムスターを呼び込み、5人の集合写真が上がるというすごい一日になってしまいました。

TBHとライムスターは遺恨の関係というかビーフ状態にあって、ILL-BOSSTINOがBlastインタビューで語った "「Mummy-Dダンディー紳士気取りで上がる遮断機」でしょ(笑) ね、完璧なライミングでしょ、あの時代で言ったらさ(笑) ライムスターとか、俺はアート評論家じゃないからうまく言えないけど、 少なくとも俺が志してるアートとは到底言えない。 アートっていう、そこだけは絶対譲れないんだよね。" という挑発に対して、「ウワサの真相」で "おまえの「ゲージュツ」とやらに幸あれ" と曲中でDISしたのが発端。それに対して「SHINE ON YOU CRAZY DIAMOND」「 サイの角のようにただ独り歩め」でアンサー返したり、タマフルでの "今やバイトしないで食っていけてるのはBOSS THE MCくらいなもんですからね" 発言からMONTHLY REPORTでのいざこざがあってのこの日ですからね。「ill-beatnik」で雨が降り出し、ボスが "まさか俺がやつらを呼び込むことになるとはね。次はRhymester。" って呼び込んだあとのRhymesterでは夕陽が見えるようになっていたりという奇跡が続く場にいることができて本当に良かったなと、長くヒップホップ聞いていて良かったなと思える一日でした。また来年。

 

日本語ラップDIS年表

日々是妄想 : あのウワサの真相がついに明らかに!