Memo.37 (BABY)

tofubeatsは素晴らしい作曲家であると同時に素晴らしい作詞家でもある。インターネットと音楽が繋いだ物理的な距離と、それによって浮き彫りになる地方と都会の格差。地元にホームと呼べる場所はなく、都会に行けば歓迎されるけれどそこもホームとは思えない。

"君が一番だと思ってるものを一生涯愛せるのかい? ゲームに良く例えるけど本当は俺は人生を進めたい" (20140803)。"物理的遠さは埋められないけど 口に出しちゃえば苦しくないさ 愚痴になっちゃうがあそこは遠い"、"インターネットが縮めた距離を インターネットが開いてく 今日も" (Local Distance)。"音楽くらいしか楽しいこと無いのにね" (#eyezonu)。

先日公開された「BABY」がまたそういった地方在住の人間に刺さるような素晴らしい曲になっている。合わせてJohn Gastroによるカバーもぜひ。