Memo.84 (Sound of August 2018)

■Tracks
10.Pablo Blasta「ミヤコワスレ
[Japan, HipHop]

ミヤコワスレ

ミヤコワスレ

  • Pablo Blasta
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

09.LANDMVRKS「Blistering」
[France, Progressive/Metalcore]


08.VINCENT「Talk About」
[Korea, Soul]


07.KM「Distance (feat. Weny Dacillo,Taeyoung Boy & Lui Hua)」
[Japan, HipHop]


06.Bring Me The Horizon「MANTRA」
[UnitedStates, Alternative/PostHardcore]


05.PLT「Hocus Pocus」
[Korea, Pop]


04.Mom「夏の魔法 '18」
[Japan, Pop]


03.MONEY MAKER「Good Life feat. SHIMPEI, 3ISLE, YUNGYU」
[Japan, HipHop]
MC松島やWeny Dacilloなど豪華ゲストを迎えたマニメカのフリーアルバムから。このブログでも散々触れている徳島のラッパーSHIMPEIは安定の良さですし、お久しぶり札幌の3ISLEもバイリンガル時代のSEEDAを彷彿とさせる高速ラップが相変わらずクール。リヒトとのコラボでも知られているYUNGYUもコミカルなフロウでニヤニヤさせられます。ここらへんのネットラップ(とは違うけど)出自のラッパーほんとおもしろいので集合するイベントやって欲しいですね。

02.TENG GANG STARR「Dodemoii (feat. Masayoshi Iimori)」
[Japan, HipHop]
珍しくTOP3が全部国内ラップですね。噂の男女2人組ラップユニットTENG GANG STARRの9月リリース予定の1stアルバムから。TREKKIE TRAXのMasayoshi Iimoriのアッパーなビートにフラストレーションをぶつけたラップ、デッドボールの嬢を出演させたMVやバックボーンの危うさなどトータル的アプローチとしてのおもしろさに惹かれます。サマソニでYonYonがこの曲をかけてフロアが異常なくらい盛り上がるのをみて、まだ福岡には届いてないシーンを感じてちょっと震えました。


01.ザ・おめでたズ「サマーフリーズ feat. 愛わなび」
[Japan, HipHop]
富山県を拠点に活動するクリエイター集団ザ・おめでたズによる "かき氷の日" にインスパイアされた一曲。EMCのような肩の力抜けたラップと、現行シティポップのいいとこ取りをしたサウンドが最高すぎますね。お盆に久しぶりに集合したいつものメンツでじゃれ合う懐かしい時間を、すぐに溶けてしまうかき氷に例えた微笑ましくもセンチメンタルな一曲です。元Summer Rockets愛わなびとのかけあいも◎。この曲くらいのクオリティを次作でも保てたらブレイク間違いなしかなと。



■Albums
10.BTS「LOVE YOURSELF 結 'Answer'」
[Korea, Soul/Pop]

 

09.Seuss「Love」
[Japan, Indie]

Love

Love

  • Seuss
  • ロック
  • ¥2000

 

08.Jvcki Wai「Enchanted Propaganda」
[Korea, HipHop]

Enchanted Propaganda

Enchanted Propaganda

 

07.LOOΠΔ「[+ +]」
[Korea, Pop]

[+ +] - EP

[+ +] - EP

 

06.VaVa「Virtual」
[Japan, HipHop]

Virtual - EP

Virtual - EP

  • VaVa
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1200

 

05.DE DE MOUSE「be yourself」
[Japan, Electronic]

be yourself

be yourself

 

04.chelmico「POWER」
[Japan, HipHop]

Power

Power

  • chelmico
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1800

 

03.Brasstracks「For Those Who Know, Pt. II」
[UnitedStates, FutureBrass]
NYのブラス職人Brasstracksによる前作Pt.Iから1年弱でリリースされたPt.II。めっちゃ待ちました。本作でもグラスパーをゲストに迎えつつChance The Rapperのバックコーラスを務めたThirdstoryを2曲でフィーチャーと万全の布陣ですが、何と言っても「Moments」のド名曲感。チャンス以降ブラス主体のビートが溢れかえっていますが改めてフォロワーを寄せ付けないクオリティと素晴らしい多幸感。ほんとこれなんですよね、生で聞いたら絶対号泣すると思うので切実に来日して欲しいです。

For Those Who Know, Pt. II - EP

For Those Who Know, Pt. II - EP

  • Brasstracks
  • R&B/ソウル
  • ¥750

 

02.HONNE「Love Me / Love Me Not」
[UnitedKingdom, Electronic/Soul]
ロンドンのエレクトロ・ソウル・デュオHONNEの2ndアルバム。アップテンポな昼とメロウな夜の二面性がテーマという構成になった全曲シングルみたいな上質ポップアルバムになっていますほんと最高。おれたちのTom Misch参加の「Me & You」がまず最高すぎるんですが(彼のギターは一聴するだけでわかりますね)、ノルウェーのAnna the North参加「Feels So Good」や、夜フェーズの「Location Unknown」「Shrink」がわりとアッパーでコンセプトが迷子だったりしつつも全曲素晴らしすぎて文句言えない感じ。フィジカルリリースを日本限定で実施、レーベル名がTatemae Recordingsだったり、1曲目の入りから "Say hello to Tokyo" だったりという親日っぷりですが、彼らの音楽性も日本にフィットしていますはやく再来日してほしいです。しかし本当に最近のロンドンは何が起きているんですかね……来日組だけでもTom Misch、Superorganism、Cosmo Pyke、Rex Orange Countyなどなどロンドンを中心にシーンが動いているんじゃと思うほどです……。

 

01.SIRUP「SIRUP EP2」
[Japan, Soul]
Tokyo Recordingsプロデュースの「Synapse」が話題となった大阪出身のシンガー/ラッパーの2nd EP。Sing & Rapを自称するだけあり歌とラップを行き来するスタイルとフック作りのうまさで完全にネクストブレイク候補ですね。今夏のフロアアンセムDo Well」は言うまでもなく最高なんですけど、「Maybe」ではちゃんと現行フロウの譜割りで乗せつつ、「LOOP」ではメロウにオールドスクールな乗せ方をする器用さと、歌⇔ラップのスムーズさが気持ち良すぎますね。先日観たライブも素晴らしかったです。歌とラップの中間スタイル的シンガーは今まで結構いたんですけど、咀嚼ではなくちゃんとルーツを感じさせるシンガーとして満場一致でプッシュできるのは彼が初めてかもしれないですね。

SIRUP EP2

SIRUP EP2

  • SIRUP
  • R&B/ソウル
  • ¥1200