Memo.94 (Sound of May 2019)
■Tracks
10.おとといフライデー「スプリングフィーバー」
[Japan, Pop]
09.JUBEE「BLUE ZONE」
[Japan, HipHop]
08.PERC%NT「Canvas Girl (feat. Choiza)」
[Korea, Soul]
07.Meduza「Piece Of Your Heart (feat. GOODBOYS)」
[Italia, Electronic]
06.chelmico「switch」
[Japan, HipHop]
05.GREEN ASSASSIN DOLLAR「TOKYO」
[Japan, HipHop]
04.Mall Boyz, Tohji & gummyboy「mallin' (Tomggg Remix)」
[Japan, HipHop/Electronic]
03.Volumes「Until the End」
[UnitedStates, ProgressiveMetalcore]
Fearless Records所属LAのDjent/メタルコアバンドによる新作「Coming Clean」からMVにもなったこの曲。Interludeから繋がるこの曲はDisperse以降のモードを踏襲しコーラスのサンプリングを入れつつもアグレッシブに展開していく新しいアプローチで特に際立っていた。サンクララッパーがポストハードコアに影響を受けていたことを公言するケースが増えじわじわとこの手のサウンドが復権してきている模様。
02.DJ Khaled「Higher (feat. Nipsey Hussle & John Legend)」
[UnitedStates, HipHop]
Tyler, the Creatorとのチャートバトルに僅差で破れたDJキャレドの新作「Father of Asahd」から。ゴスペル調コーラスをループさせた多幸感溢れるトラックにJohn Legendによるフック、そして先日惜しくも命を落としたニプシーをこの曲で起用したことも何かの意味があるように感じてしまう。2verse目のビートチェンジもクールでこれだけの曲を3分以内にまとめるところも今っぽくておもしろい。
01.桜エビ~ず「それは月曜日の9時のように」
[Japan, Pop]
12ヶ月連続シングルリリース中のスタダ所属桜エビ~ずによるONIGAWARA(ex-竹内電気)プロデュースの一曲。タイトル通り月9ドラマのオマージュを散りばめた王道シティポップ系アイドルサウンドで高揚感溢れるサビにもグッと来るし、ジャケットにパ音のマーチなどで知られているki_moi起用のアプローチもおもしろい。2月にリリースされた「214」も良かったしぼちぼちコンパイルしたアルバムが出る?かもしれないと期待。
■Albums
10.Mom「Detox」
[Japan, Pop]
09.Vampire Weekend「Father of the Bride」
[UnitedStates, Indie]
08.BIGONE「PEACH BLOSSOM」
[Korea, HipHop]
07.王舟「Big fish」
[Japan, Alternative]
06.Tyler, the Creator「IGOR」
[UnitedStates, HipHop]
05.BOYCOLD「POST YOUTH」
[Korea, HipHop]
04.Kan Sano「Ghost Notes」
[Japan, Electronic]
03.ゆいにしお「角部屋シティ」
[Japan, Pop]
名古屋の現役女子大生SSW。柔らかい歌声と春の涼しさを感じるサウンドがとても心地よい。物心ついた頃には渋谷系終わってた世代の渋谷系「スピーチレス」、現行のモードを踏襲した「DAITAI」、歌詞が特徴的な失恋ソング「マスカラ」、そして先行カットされていた「帰路」までシンプルに良い曲が詰め込まれた良作。自分は良い曲だけを作ってあとはファンに頼んだと投げるスタンスもおもしろい。J/GのTシャツを着ていたことで存在を知った彼女、もしJ/Gがインターネットにまだいたなら彼女の曲をカバーしてサンクラに上げていただろうなと思う。
02.Leven Kali「Low Tide」
[UnitedStates, Soul]
カリフォルニアのシンガー レイヴィン・カリのデビューアルバム。先行カットされていたメロウな「Nunwrong」、Syd (The Internet) をゲストに迎えた「Do U Wrong」、ダンサブルな「Cassandra」やかつて代名詞として呼ばれていたゴスペルファンクの延長線にある楽曲もありとても充実した一枚。彼はかつてEXO「Tempo」やNCT U「The 7th Sense」などSM関連の楽曲も手掛けていたようでびっくり。
01.NU'EST「Happily Ever After」
[Korea, Pop]
Pledisエンターテイメント所属の5人組による6thミニアルバム。メロウなフックが心地よい1曲目の「Segno」はライブだと口上みたいなのが入ってて驚いたが、現行色強い「Talk about love」、ディープハウス調な「Different」、MVにもなったアッパーな「BET BET」などなど楽曲完成度の高さとWANNA ONEを経てからの再始動ということもあり本作で再ブレイク。彼らのブレイクによる影響かは定かではないが先日PRISTINが解散を発表し手放しで喜べない展開となったことも事実。