Memo.80 (Sound of May 2018)

■Tracks
10.KIKUMARU「Sweet Trap」
[Japan, HipHop]


09.PassCode「Ray」
[Japan, Pop/PostHardcore]


08.RYUTist「青空シグナル」
[Japan, Pop]


07.State Champs「Dead and Gone」
[UnitedStates, PopPunk]


06.The Internet「Roll (Burbank Funk)」
[UnitedStates, HipHop/Funk]


05.SIRUP「LOOP」
[Japan, Soul]


04.Delta Sleep「El Pastor」
[UnitedKingdom, Indie/PostRock]


03.夢みるアドレセンス「プラスチックガール」
[Japan, Pop/Electronic]
ティーンモデルを揃えた圧倒的ビジュアルレベルの高さで人気の夢アド最新シングルから。ねごと蒼山幸子によるフューチャーベース感あるキュートな一曲はカップリングにしておくには本当にもったいないです。ビジュアルの高さばかり注目されますが、以前から三浦康嗣を起用したりとカップリングではかなり楽曲寄りに攻めるスタンスもGood。

プラスチックガール

プラスチックガール

  • 夢みるアドレセンス
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

02.PRODUCE 48「PICK ME」
[Korea/Japan, Pop]
I.O.IとWanna Oneを輩出した人気オーディション番組PRODUCE 101の第3弾。48系グループの参加が発表されやや不安が上回る中発表されたお披露目曲がかなりの完成度で一気に評判がひっくり返りましたね。フックのきいたサビはさすがという感じがしますし、サビ後の展開はJ-Popテイストを取り入れたようにも感じます。個人的には2番から日本語になる構成がツボだったのでそのバージョンもいずれ収録してもらいたいですね。センターのHKT48宮脇咲良は韓国でも注目を集めるのは間違いないですし、日本のヲタクが韓国のアイドルへ興味を持つきっかけにもなるでしょうしかなり大きなWin-Winの企画に仕上がっててさすが秋元康という感じです。


01.LambC「Turnin' (feat. Se.A)」
[Korea, Soul]
期待の韓国インディバンド レムシによる最新シングルから。毎回外さない彼ららしく今回も女性SSWセアとの絡みもありつつ特筆することもなくただただ気持ちいい一曲に。昨年からコンスタントにシングルをリリースしていて本作で4枚目なのでぼちぼちアルバムも期待したいところ。そういえばLOVE FMのTeenage Peepsという番組でこの曲とHYOLYN「Dally (feat. Gray)」、Hoody「Golden (feat. Jay Park)」を選曲させていただいてました。オルタナティブK-Popにももう少し注目が集まってきて欲しいですね。



■Albums
10.peavis「SLOWLY TAPE - 1」
[Japan, HipHop]

SLOWLY TAPE - 1 - EP

SLOWLY TAPE - 1 - EP

  • peavis
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1200

 

09.ヤなことそっとミュート「MIRRORS」
[Japan, Pop/PopPunk]

MIRRORS

MIRRORS

  • ヤなことそっとミュート
  • J-Pop
  • ¥1650

 

08.sora tob sakana「alight ep」
[Japan, Pop/PostRock]

alight ep

alight ep

 

07.DJ CHARI & DJ TATSUKI「THE FIRST」
[Japan, HipHop]

THE FIRST

THE FIRST

  • DJ CHARI & DJ TATSUKI
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥2400

 

06.showmore「overnight」
[Japan, Soul]

overnight

overnight

  • showmore
  • ポップ
  • ¥1500

 

05.Ano(t)raks「DIE IN POP」
[Japan, Indie]

DIE IN POP

DIE IN POP

  • Various Artists
  • ロック
  • ¥2400

 

04.A$AP Rocky「TESTING」
[UnitedStates, HipHop]

TESTING

TESTING

  • エイサップ・ロッキー
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1600

 

03.Sen Morimoto「Cannonball!」
[UnitedStates, Soul/HipHop/Jazz]
シカゴ在住の日本人SSWによるデビューアルバム。88risingがピックアップした「Cannonball」も話題を集めましたが、サックスを軸に現行ジャズをさらに再構築したようなサウンドが癖になります。「This Is Not」では日本語詞を取り入れつつ後半でアッパーに展開したり、ネオソウル的入り方から最終的によくわかんなくなる「How It Feel」などほんとに語彙力が仕事しないですね。今年も依然ジャズを中心に回っている印象ですが、彼や今年ブレイクしたTom Mischのようにジャズを再構築したサウンドへと少しシフトしていっているようにも感じます。

Cannonball!

Cannonball!

  • Sen Morimoto
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1500

 

02.BTS「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」
[Korea, Pop/HipHop]
もはや説明不要なほど日本のティーンからの支持を集めるBTS(正式に改名したそう)の3rd。個人的にどこか楽曲に力が足りていないように感じた彼らでしたが、このアルバムで現行R&Bサウンドを取り入れて大成功。音数を絞ったイントロかららしさ溢れる「FAKE LOVE」、お手本のようなメロウチューン「Love Maze」、途中べたべたなバラードアンパンマンも織り交ぜつつ最終的にEDMで終わるっていう節操ない韓国っぷりが最高です。このアルバムがK-Pop初のビルボード1位を記録という、国をあげた施策がついに実を結んだ2018年もっとも大きなトピックだと思います。世界規模でBTSに続くグループに期待。

 

01.Post Malone「beerbongs & bentleys」
[UnitedStates, HipHop]
Rockstar」が大ヒットしたUSのラッパーによる2nd。ラッパーといわれつつも実質半分くらいは歌ってますし、それもR&Bのようなソウルフルな質感ではなくてポップスやカントリーの質感に近く、ラップというよりはポップスとして支持を集めているようにも感じます。「Paranoid」「Spoil My Night」「Better Now」辺りは特にフックの気持ち良さが耳に残りますし、「Stay」が人気を集めているというのもその証拠かなと。J.ColeにA$AP RockyやPusha TなどUSラップで注目のリリースが続きましたが、質感が異なることもありこのアルバムが特に印象的でしたね。

beerbongs & bentleys

beerbongs & bentleys

  • ポスト・マローン
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1900