Memo.14 (2016 Must Check Idol Group)

2015年は校庭カメラガールStereo Tokyoの年でした。わりとアイドルブームが落ち着いてきてる感じもするんですが、地上地下に関わらずおもしろいのはちょいちょい出てきているので簡単にピックアップ。知名度とかフィールドにばらつきがありますが気にしないメモだから。
 
 
■里咲りさ
少女閣下のインターナショナルのリーダー兼運営に加えてSSWとしても活動する社長。TVタックル出演やmaxellのCD-Rに焼いた自主製作音源をチャートインさせ早くも話題に。そういったトピックス抜きにしてもロキノン系ギターロックな「ボーンブレイクガール」や、最近のトレンドを網羅したような「WALCALLOID」はもっと評価されるべき。

 

■BPM15Q

元BiSのゆめかわいい苺りなはむと、自撮り女子/DJとしても活動するにかもきゅによるニューエイジボーカルDJユニット。サウンドのすべてをKawaii Future BassなYunomiが手掛け、アパレルや音源も即入手困難になるなどすでに大きな人気を集めています。Yunomiも上京するみたいですし全国流通のリリースがすでに決まっているかもですね。

 
■963
福岡県久留米市在住のふわふわガールズラップユニット。まだオリジナル曲は少ないですが、作曲をESNO (Kenichiro Nishihara) が手掛けていたりとサウンド面のバックアップも厚めです。なにより2人のキャラクターとMCのおもしろさが異常。福岡在住ながら東京で定期公演が決まっていたりと#963を福岡に取り戻せな状態ですが凡人会議Stereo Fukuokaとともに福岡を盛り上げてもらいたいですね。

 
札幌出身のオーガニックガールズユニット。曰く付きのVERSIONMUSICからシングル7枚とミニアルバム1枚を経て、今年初のフルアルバム「Gemini」をリリース。ミュージック・マガジンで10点満点を獲得したりと楽曲重視な方々はすでに注目しているみたいでこのタイミングでじわじわと広がりそうな感じがしますね。

 
■フィロソフィーのダンス
GREAT HUNTINGの加茂啓太郎プロデュースによる5人組フィロのス。上記ホワドルと同じく楽曲重視な方面からよく名前を聞きます。東京女子流GALETTe*のようなストレートな楽曲グループになるような気がしますね。この2組は楽曲だけじゃないトピックスがもう少しあればおもしろくなるかなと。

 
■Kit Cat
3人組シンセダンスポップユニット。(M)otocompoが作曲を手掛けたUKロックな「My Broken Valentine」が懐かしいガールズバンド感あって最高すぎますね。ロックシーン的にもじわじわとUKロックサウンドが来ているのでそこがかみ合えばおもしろくなりそうです。

 
■Malcolm Mask McLaren
moneとaiからなる2人組パンクアイドル。ライブ中と物販でもマスクは外さないという徹底ぷり。グループ名はSex PistolsのMalcolm McLarenから取っているらしく、ライブではPenpalsのカバーをしていたりとメロディックパンクなサウンドがgood。メロディックは最近かなり来てるしここもかみ合えばおもしろくなりそう。めっちゃアイ甲っぽいですよね。

 
■ぜんぶ君のせいだ。
病みかわいいがコンセプトの5人組。ヴィジュアル的なとっつきやすさと沸きやすさからハッカーと清掃員が次のターゲットにしてるみたいですね…。

 
■ふわふわ
おまけで地上から2組。ヴィジュアルレベルの高さとチケットの入手困難さから話題の原宿駅前ステージ。そこから原駅ステージAふわふわがメジャーデビューしましたが、どちらも有名プロデューサーが手掛けていて楽曲的おもしろさには欠けていました。と思ってたらふわふわ「恋のレッスン」が素晴らしすぎましたね…これマルチネ界隈とかそこらへんの人が作ってるんじゃないかなと思います。

 
最後はハロプロ。めちゃくちゃ疎いのであれなんですが、昨年はカントリーガールズがネットでよくピックアップされて今年はこぶしファクトリーもそこに加わってハロプロがまた躍進するんじゃないかと (ネットに書いてました)。高水準な歌唱力とパワフルなパフォーマンスで確かにという感じです。地上ももっと掘らねば。