Memo.42 (lee(asano+ryuhei))

Seihoのリリパ福岡が良いメンツだったので、クラブ営業を再開したばかりのKeith Flackへ。ギガデクやYOM勢に主役のSeihoまで終始楽しい夜でした。特にSeihoはI Feel RAVEとBad Habitのブレンドからスタートし、牛乳芸からの三浦大知まで。しかしその後のlee(asano+ryuhei)が本当に素晴らしくて、改めて彼のライブは天才的だなと。

Aru-2とのコラボアルバムがPitchforkで取り上げられたことでも知られているlee。Chance The Rapper、Kanye Westらを昭和レトロな邦画や歌謡曲からなるサンプリングビートに乗せる独特の音像。サンプリングのおもしろさ、切って貼って作るブレイクビーツの気持ちよさ、シンプルにビートに合わせて頭を振る楽しさが詰まったライブ。先述した旬なラッパーだけでなく、ブックオフの300円コーナーに置いているような90~00年代のヒップホップを多くピックアップしているところもツボを突かれます。
個人的には「izuko」が大好きだったのでまたラップもしてほしいなと思いつつ。世界各地を転々とする人ではありますが、しばらくは北九州にいるということなので近隣の方はぜひ。